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2013年4月22日月曜日

ピアノの基本と基礎シリーズ 2


テクニックのない私がテクニックについて書いているので昨日からドキドキしています。
でもこれは30年近くピアノ指導をしてきた実感です。
  
            「拍感」はピアノで一番大事です。


これが身に付くと正確に演奏されていない曲では違和感が出ます。ですので自分で間違えた時も止まったり、戻って同じところを繰り返し弾き直すことが気持ち悪くなるので、音楽が流れるようになるのです。

前回、1曲を電車に例えましたが電車も駅でないところで急に止まったり、また元の駅に戻ったりしたら気持ち悪いを通り超して、不愉快ですよね。音楽も、間違えても止まらない、戻らないのがいい演奏です。
その音楽の命のような「拍感」を練習で身に付けるには

   曲に合わせて手を叩く

それだけです。
子供の手遊びみたいな感じです。だからこそ、大人はやりたがらないのですが(笑)

子供さんにピアノが上手になってもらいたいお母さんはピアノの前に座らせるよりCDに合わせて歌を歌いながら一緒に手を叩いたりからだを動かすようにするのがいいです。歌いながらだと呼吸も覚えられて一層効果的です。曲が弾けるとピアノを習っている成果が出ていると思ってしまいますが、目に見えないものほど大切と言いますものね。

あ、お断りしておきますが音楽には、同じ速さで手が叩けないような


ブレイク
テンポの揺れ

などなどあります!
でも、ウラにきちんと「正確な拍子」が隠されています。「速さが変わっちゃった」のでなく「速さを変えている」ので、不整脈のような不規則性ではありません。そのまま自然に合わせて下さいね。

自分で「どんなふうにテンポを揺らすか」などがわかるには経験しかありません。プロの演奏の「型」をまずは、体と耳で味わって、そしてまねる事から始めてみて下さい。


昨日より寒い日曜日でした。しばしの冬気分を味わいました♪戻らないはずの時間が戻ったような錯覚です。

おやすみなさい




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一般社団法人はじめてピアノの会
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