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2013年7月15日月曜日

トーク付きコンサート

はじめてピアノの会の芸術鑑賞会はこれまでオペラ3回とバレエ1回と、おんがくツアーでのピアノコンサートが1回でした。

偏ってますね(笑)。ピアノじゃないのは訳があるんですが、それにしても偏ってます。
ピアノは音楽的でなくても弾けると言われる楽器なので、なんとか音楽的なピアノになる事を願って、一番感情表現豊かなオペラを見る事が多かったのですが、今回のようにトーク付きのコンサートですと、なぜピアノが音楽的でなくなっちゃうのか、音楽的なピアノってってどういう事か、ようくわかっていただけるようです。

ピアニストは本当はあまりしゃべりたくないのです。しゃべる世界と音楽の世界は違うので、気持ちの切り替えが必要になります。日本語の世界から音楽という言葉の世界にすっと行く事はとても難しいらしいです。室井先生もそうおっしゃっていました。変なたとえですが、直前まで大阪弁で会話してていきなりシリアスなシェークスピアを英語で演じる、、、って至難のワザですよね。

でも、そうやって一流のピアニストの方が私たちのために音楽の世界を演奏前に日本語でひもといて下さると、とてもわかりやすく、理解が深まります。公開レッスンのあとに演奏を聴かせていただくような感じです。音楽家ってやっぱり日本語もお上手なんですよね。音楽というこの世で一番抽象的な芸術を言葉にできて、言葉は音楽という暗号に包むことが出来る。。うっとり。

またトーク&コンサートやるつもりです。
是非この方のトークとピアノを!というリクエストあればお寄せ下さい。

おやすみなさい。











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