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2013年8月10日土曜日

ピアノをやめたくなったら、、、子供編

今日も読んで下さってありがとうございます。


高い楽器を買ったり、高いお月謝を払ったり、音楽の習得にはお金がかかります。

なので子どもが練習しなくなったとき、お金をドブに捨ててる気持ちになりますよね。
そのお金があればあれもこれも出来るって腹立たしいのはごもっとも。
ですから「子どもが練習しないので、お月謝がもったいないのでやめます」と言われた時、「確かに」、と思っていました、昔は。

でも本当は全然「確かに」じゃないんです。捨てていると思ったお金は捨ててないんです。これを捨てていると言ったら、人生のほとんどのお金捨ててることになるくらい、捨ててないんです。

大人の方が聞いたらがっくりするでしょうが、どうしても子供のときせめて若いときにしか身につかない事があります。大人がどんなにお金を出しても努力しても身に付かない事が、子供の時の楽器と月々のお月謝で「ドブに捨てている」と誤解するくらい自然に身に付きます。たとえ練習しないでレッスンに行く時が続いても子供自身が「やめたい」と言ってもこの時期を逃したら身に付かない事がある、と思って下さい。

これがわかった今は、金儲けと思われようとも親御さんに「楽器を買って下さい、やめないでお月謝払い続けてください!」と言っています。
逃げずに向き合っていく力、というオマケもついてきますよ。

空気が空気じゃないみたいに暑い1日でした。おやすみなさい。

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