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2013年8月25日日曜日

たかがピアノ

こんにちは。
今日もようこそお越し下さいました。

一応先生なので生徒さんに「先生くらい弾けたら楽しいでしょうね」と言っていただく事があります。でも、それは「先生くらい弾けるから」楽しいのでなく「ピアノが楽しい」から楽しいだけです。弾けなくて挫折を味わっているのは生徒さんだけでなく先生達もみな同じです。

音楽は色々な要素が合わさって成り立っているので、神様に近づくもの、といわれて来たそうですが、所詮神様にはなれないので、どんなピアニストも常に神の領域に近づきたいと願いつつ、なかなか近づけない悔しさも味わっているはずです。
大ピアニストでも満足はいかないし、きっと永遠にレベルに応じた満足不満足があるのではないでしょうか?

私は以前、ピアノの先生に怒られると全人格否定された気分になりましたが、そんな事考えてみたらあるわけがない。

たかがピアノ。たかが音楽。
生き甲斐にはなるけれど、なくても死なない、他を探せばいくらでも代わりはある。
でも自分にとって楽しい事だから頑張ろう、このくらいの気持ちでいいと思います。
弾けない自分を責めたり、ましてピアノごときで自分の人格を否定する事はしないで下さいね。

たかがピアノですから。







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