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2014年2月19日水曜日

才能のない人

自分の能力のなさに直面して落ち込みます。


昨日、35になる音大に行った教え子と話をしていました。やっぱり音楽は才能だよね、センスだよね、と。才能なくてやんなるね、と。。
仕事としている私がそんな事を言うのは、皆様に失礼きわまりないことは重々承知しています。なので出来る努力はしていきます。が、才能の部分に関しては、もう言い逃れのしようがありません。弁解の余地もありません。

才能と学歴やコンクール受賞歴は関係あると言えばあるし、ないと言えばないです。
私はそれらがどんなに大変かわかるだけに学歴やコンクールに関しては心からリスペクトしています。受けたら偶然芸大や桐朋に入っちゃったなんて事あるわけないし、賞だって取れって言われて取れるものでもありません。よく慰められるのが、いい演奏家がいい先生とは限らないという言葉ですが、いい演奏家でいい先生はたくさんいます。ついでにいい演奏をしない良くない先生もたくさんいます。そしてアマチュアでセンスのある方もたくさんいます。

他の分野もきっとそうなのでしょうね。音楽も結局才能とセンスです。
けれど教え子との会話は「でもさ、世の中才能がない人がほとんどだよね」で終わりました。

才能のない私に出来る事はなんでしょう?才能のない私に求められている事は何でしょう?

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