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2014年6月25日水曜日

どんなに頑張っても

サッカーのワールドカップで内田選手が
「実力はわかっていた、その結果が出ただけ。4年間の努力は報われなかった」というようなことを言っていました。


せつなさと深い感慨を感じました。
私たちアマチュアが本番で失敗して「あんなに練習したのに」「練習では出来ていたのに」というのとはわけが違うと思いました。
内田選手は以前はほかの選手のように「努力が足りない」と言っていました。
でもその選手が4年間を経てもう一度努力が足りなかったとは言いませんでした。
「努力は報われなかった」と言いました。

ポジティブであることはいいことです。
でも現実は現実です。
無理は無理です。
持ち得ないものは持ち得ないのです。
そんな言葉が隠れている気がしました。

一流のなかでの挫折。
三流の中での挫折。
五流にもなれない挫折。
人並みにもなれない挫折。

どの挫折が一番打撃が大きいかはわかりません。
浅田真央さんはフリーで努力が報われたと言って日本中が感動しました。
それと同じに「努力は報われなかった」ってほど努力をした人たちの挫折が
その感動に値する尊いものであることは確かです。






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