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2014年9月25日木曜日

時代の言葉

言葉は生きています。


私は若者言葉が大好きです。
高校生と話していると頭の回転の速さと言葉を生み出す創造性、流行をつかむセンスに脱帽します。とてもまね出来ない。言葉にはセンスが如実に現れます。ファッションはそれなりにらしく出来ますが、言葉は使いこなせないといけません。

言い方はその時代独特です。それがすこしでもずれると世代がかわります。
しかし「ナウい」が「なう」となって戻って来た時は本当に驚きました。

今、シニア世代に昭和歌謡が、団塊世代にはフォークソングが再び大流行しています。若者にも昭和歌謡やフォークソングは新鮮なようです。けれどシニアの方や団塊世代の方が「ものすごくいい」という感情移入と20代の若者のレトロ嗜好は、共感において少し違う。いや全然違う。だって、ああ上野駅と歌われても、電話に父親が出ると歌われても「???」ですよね。ナウいとなうは似て非なるものでした。

時代を時代の言葉で歌うポップスは、現代の日本の文明と文化の中で、笑ったり悩んだりの日々がそのまま等身大で歌われます。それだけに普遍的共感性がないと、残るのは難しいでしょう。

言葉も音楽も、時代というふるいで取捨選択され、残ったりあるいは新しい形にかわって発展していきます。ちなみにクラッシックはというと平安時代の文語の短歌でしょうか?クラッシックも文語の短歌も未来永劫残って欲しいものです。


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