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2014年9月21日日曜日

ピアノをやめて何をしますか?

「ピアノは向いてないからやめます」よく聞くセリフです。
じゃ向いているものは何ですか?向いてるものあるんですか?


こんないじわるな質問、面と向かって出来ないので書いてみました。
「向いていない」これはたぶんピアノにたいしてほぼ全員が一度は思うことでしょう。好きだから始めたけど難しくて自分には出来ない、と。

三枝成彰さんが、少なくとも自分の周りの音楽家は全員自分が音楽に向いてると思っていない、とおっしゃっていました。成彰さんのまわりって成彰さんを含め一流の音楽家ばかりです。

好きと思ってはじめても周りの人の方がずっと上手だと「自分は好きなんて言うのも恥ずかしい。だったらこれはやめてもっと人より出来るものを、せめて人並みできるものを探そう。。」そんなことを思います。私もそうです。ずっとそう思ってきた人生でした。


「探し物は何ですか?」と問う歌があります。
歌は続きます。

まだまだ探す気ですか?
それより僕と踊りませんか?
夢の中へ 夢の中へ
行ってみたいと思いませんか?

探すのをやめた時
見つかる事もよくある話で
踊りましょう 夢の中へ
行ってみたいと思いませんか?



才能って探せばある、見つかると思ってしまうけれど、シビアなことを言いますが、ほとんどの人に才能は無いのです。一見ありそうに見える人でもそれが世の中で実を結ぶまでどれだけの努力をしてきたかってことです。続けられる人なんて、ほんの一握りです。
ほとんどの人が才能があるからやっているんじゃなくて、やり続けるから才能があるように出来るようになるのです。

ちょっとやって「向いてない」とやめてしまうと、また次も「向いてないからやめる」ことになります。向いているからやるんじゃなくてやるから向いてくる。
最初に好きと思った直感を大事に続ければ、おおげさな目標に到達は出来ずとも夢の中へいくことは出来る。
自分の体験からそう思っています。


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