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2014年10月27日月曜日

人前演奏

サロンの会を控え、出演なさる方からメールをいただきました。
まだ完成していないけれど、今やることに絞って今回失敗してもそれを糧にこれからもこの曲を弾いていこうと思う、という内容でした。


なんて聡明な。
そうですよね。発表の場とは「完成形を披露する場」とは限らないのです。
それぞれの目的を持って「チャレンジの場」「確認の場」「場数」「集大成」いろいろあっていいのです。

昨日行われたフィギュアスケートのノービス大会で10歳の本田選手が言っていました。
「この1年間頑張って自分は成長したと思っていたけれど、そうじゃなかったのがわかった。自分を改めていきたい」
10歳の子のセリフとは思えない、、、。

人前で弾くのだから、かっこよく弾きたいのはヤマヤマ。だからミスしちゃったら、がっかりするしやる気も失せるけれど、何が出来て何が出来なかったか、その確認だけで充分価値があると思います。偶然出来なかったのではなく、そこには必ず原因と結果の法則があるのです。

あがった中で緊張した中で出来る事をひとつひとつ積み上げていく。。人前演奏を上手く利用して自分なりの成長をしたいものです。




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