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2015年3月22日日曜日

花の歌

抱かれてこの世の初めに見たる白 花極まりし桜なりしか 

人であり樹であることの偶然の空間に降る葩(はな)の雨

アマリリスの花茎のびてゆく力しづかにおのれを立てよと言へり     稲葉京子


大好きな歌人稲葉京子さんの春の歌三首です。
自分はこんなに美しい世界にいたのかと気付かされます。
意思とやさしさが共存しています。


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