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2015年4月19日日曜日

神聖なもの

ロックとかあまり知らないのでクラッシックの話なんですが、クラッシックは間違いなく神聖だと思っています。
お高くとまっているのはやってる人でなく、クラッシック自体です。

バレエダンサーの熊川哲也さんが言ってました。
「バレエは敷居が高い。じゃあバレエの敷居が低くなって気軽に楽しめるようになればいいのか、それは違う。みんなが高みにあるものに近づくことに意味がある。上がって来いよって感じ」と。
クラッシックも高みにあって遠い存在。

何故高くて神聖なのか。
普通に考えて、人間にあんなもの作れっこないしあんな演奏出来っこないからです。
人間が簡単には作れないものを作り簡単には演奏出来ないものを演奏し、それが多くの人のふるいにかけられ、残ってきたものがクラッシックだから。
指揮者も演奏家も作曲家を尊重する理由は、人智を超えて作ったとわかるから。楽器の神秘を最大限活かした曲の数々。それらが時代を超えて残って来た。
それを何よりも大事にして演奏力を磨いてきた演奏家たち。
そもそもクラッシックという言葉は最高水準の、高級なという意味です。


クラッシックのウリは高みです。
それにあこがれたり目指したりする事が、クラッシックの一番の楽しみでもあるのです。
長所はいかす、だからクラッシックはお高くて神聖でいいのです。





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