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2015年9月9日水曜日

思い出

子供のころ、イヤな事があると歌を歌ってました。
親に叱られたり、失敗したりした時。

とっても音痴だったので、叱った母はくすくす笑ってたし歌の上手な姉はハッキリ「音痴!」と言ってました。
「近所に聞こえるからそんな大きい声で歌わないで」と言われてたのに、全然懲りもせずやっぱり大声で歌ってました。自分では音痴だと思ってませんでした。というかちょっと音程ずれるけど、ま、いっか、と歌が大好きなので歌っていました。

中学になって、遅ればせながら自分がかなり音痴なことが恥ずかしくなりました。それから言われなくても歌わなくなりました。歌うのがイヤになりました。だから音楽の授業は大嫌いでした。歌の試験では小声でこそこそ歌いました。だからテストが100点でも5じゃありませんでした。

音楽にはあまりいい思い出がありません。
ピアノの先生にも上手な人と比べられコンプレックスの塊でした。


それが今こうして楽しく音楽をやっている。
不思議です。
才能より努力と言いますが、私は才能より努力より継続と思っています。


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