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2015年10月29日木曜日

2015年サロンの会終了


銀座 飛雁閣にて




今日で2015年のサロンの会が終わりました。
はじめてご自身満足のいく演奏が出来たという方が何人かいらっしゃいました。
何年も足掛けで、ようやく努力が実を結んだ感じです。

感動する演奏というのは、私が講師だからではなく、皆様が一様に感じられます。
終わった直後は安堵感でいっぱいですが、お家に帰って自分の演奏を省みて、またプログラムを見ながら他の方の演奏を「あの曲よかったな」「あの演奏感動したな」と思い出すようです。

ピアノは地味な事をする以外、魅力ある演奏には辿り着きません。
しかし自分でやっていると、「こんなのやってもやらなくてもどうせ誰にもわからない、譜面通りに弾けてればきっとよく聞こえる。上辺の強弱だけ付いてればよく聞こえる。ピアノは楽しむものなんだからめんどくさい事はやらなくていいや」と思いがちです。

でも今回、やっぱり極めるだけの事がある、と思いました。
自分の演奏に満足するというのは、「運良く上手くいってラッキー」じゃなくて「練習した甲斐があった」というもの。
練習は裏切りません。
もし結果が出ないなら、まだ期が熟していないか曲が難し過ぎるため。
感動は曲の難易度には関係ない事もわかりました。


終わったら、ちょっとレパートリーを離れてもう一度基本に帰るのも大事です。






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