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2015年11月12日木曜日

聞こうとするこころ

人のピアノを聴いている時は、あそこの間をこうした方がいい、テンポはこうした方がいいってわかるのに、自分が弾くとなるとそれが全然出来ません。
テクニック的に弾けないというより、間を待てないなどテクニックと関係ないところでそれが起こります。

弾くことに一生懸命になっていて、耳が閉じてしまっているのが原因だと思います。先を弾くことばかりに気持ちが先走ってしまうと今どんな音が鳴っているか聞けません。自分の音が聞こえていないと遅れるとか休符が短いとかが起こってしまうのです。


何でもそうですが、100%理解することは出来なくても、理解しようとすると向こうから少し近寄って来てくれます。
聞こう聞こうとすると少し聞けて来ます。
自分が主張することばかりに夢中になっていると現実が見えないですね。


耳も心も、受け取ろうとする気持ちでいようと思います。

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