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2016年8月4日木曜日

悪いことと悪くないこと



ナチスのことは今聞きかじるだけでも、ものすごく残酷で悪いことですが、その当時の人にはそれがわからなかったんだと思います。
「わからないわけないだろう!」って思うかもしれませんが、今問題になっている都議会と一緒です。事の大小すらわからなくなる、人間の感覚ってそんなものかなと思います。

わからなくなる理由は一番は「流れ」。
流れは凄まじいです。そういえばこないだゲリラ豪雨に遭った日の夜、うちの下階まで水が来て慌てている夢を見ました。うちは4階です。
そしたら、その水が迫ってきているマンションの前で浮き輪で水泳を楽しんでいる家族がいて、その流れの向こう側にはなんとパラソルやリゾートホテルが広がっているという、、、。
で、私は「なんだ、うちもリゾートにしちゃえばいいんだ」と思っている夢です。
まさにすぐ流されて自分のことだけ考える私を象徴した夢でした。

話がそれました。
つまりナチスも仕事としてこなしていただけ。仕事が終わったらうちに帰って家族と団欒。そこまで悪いって認識なかったんだと思います。

ものすごく悪いことですが、人間ちょっと悪いのとものすごく悪いのの区別って少しづつだとどんどん曖昧になってくると思います。
今、覚せい剤や大麻はダメって法律で決まっていますが、合法だった時代や国もあるみたいだし、不倫は法律で悪いってなってますが、一夫多妻の国ではありなわけです。
いい悪いじゃなく、人の感情がどうとかじゃなく、悪いことと悪くないことを、心で決められるほど人間強くないということです。

だって覚せい剤や不倫が法律でありって言われたらありでなしって言われたらなしで納得している国民って、どう考えても単純すぎですよね。ユダヤ人迫害も法律でありって言われたら「ありなんだ、、、」って思考停止しちゃう人いっぱいいると思うんですよね、、。そもそもそこには情報操作という悪巧みまでついてきているわけですから、私のような自己中心者でなくてもそう思ってしまいます。

歴史に学べ、繰り返してはいけないといいますが、歴史と現実を見れば見るほど「所詮、人間は弱い」と思わざるをえません。




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